組合概要

組合の名称

アウトソーシングテクノロジー労働組合

所在地

〒104-0061
 東京都中央区銀座6-17-1 銀座6丁目-SQUARE 5階

設立年月日

2018年2月16日

組合の趣旨

アウトソーシングテクノロジーで働く社員ひとりひとりの声を結集し、会社と対等な立場に立ち、「働く環境」「働きがい」ひいては、ライフプラン(「生きがい」)をより良いものにすべく、実現をめざします。

代表者

執行委員長 竹下 紀章

takesitasan

〇好きな言葉

 Walk with Customer (お客様とともにあゆむ)

 1.本質をとらえる知

 2.他者を感じる力

 3.先頭を走る勇気

 

 

〇最近はまっていること

 近くの公園へママチャリで10キロくらいのサイクリングすること

 

〇ついていないと感じること

 自転車のカギをかける際、約8割の確率で錠がスポークへあたり、タイヤをずらさないと鍵がかけられないこと。※かなりの割合でバルブ(空気を入れるところ)にもあたること。

 

略 歴

1972

長野県駒ケ根市生まれ(高校までは飯田市育ち)

1996

日本大学工学部電気工学科卒業

1996

某ソフトウエア会社入社

客先常駐でオープン系ソフトウエア開発の経験を積む

1996

某ソフトウエア会社へ転職

請負でオープン系ソフトウエア開発の経験を積む

1998

某ソフトウエア会社設立

アプリ・インフラの請負開発、SES、営業、採用、教育、バックオフィス、会社運営、など幅広い経験を積む

2011

アウトソーシンググループイン

2014

株式会社アウトソーシングテクノロジーへ吸収

2018

アウトソーシングテクノロジー労働組合設立

現在

各種企業様向け基幹システム導入支援

 

 

 

ごあいさつ

 

 この度は、アウトソーシングテクノロジー労働組合のオフィシャルサイトへご訪問いただき、誠にありがとうございます。
労働組合設立の思いを述べさせていただきます。

 株式会社アウトソーシングテクノロジーの急成長の中、若手、中堅、ベテラン各層から心の内を聞く機会があります。
その際気が付いたことは、
「アウトソーシングテクノロジーには、不安や不満を抱いても、その声をあげる場所がない。会社経営に我々の声を反映させる仕組みがない」
ということです。

私は色々な人が集まって今に至る当社が大好きです。
私の先輩や後輩、新しい人達には、もっと良い環境で「働きがい」や「やりがい」を感じながら、未来志向で働いて欲しいと感じていました。

そのような時にたどり着いた一つの答えが、
「社員の声を経営に反映させる仕組み=労働組合」
を立ち上げることでした。


 親会社の労働組合(アウトソーシング労働組合)が加盟する電機連合へ相談を行ったところ、労働組合が誠実な交渉を行い、労使相互の発展を目指している実態を聞き、ますます組合設立に向けて心が動き始めました。
 労働組合設立に向け準備委員会を発足するために協力者11名に賛同いただき、設立準備委員会を発足し、2018年2月16日に206名の賛同者と共にアウトソーシングテクノロジー労働組合を設立いたしました。
 その後、定例会を通じ全拠点へお知らせを開始し、組合員の声をまとめ会社へ届けております。


【2023年の振り返り】
 長期にわたるコロナ禍と歴史的な物価高も重なり、家計への負担が増加しました。日常生活へ不安を抱えることに加え、地球規模の気候変動、人口減少、少子化など、将来への不安がより重なった年となりました。

 労働組合としても、春の交渉では急激な物価上昇による従業員の生活不安解消のため、世間的な賃上げ動向に合わせるとともに、従業員の定着化を実現させるべく要求を行い、直近の昇給率に約7,000円を加算した平均5%程度(1月昇格分を含む)の昇給率という会社の回答でした。
 また新人事評価制度について指定の部門では運用が開始され、やっと給与のベースが出来上がり一般的なベースアップ交渉の土台ができたと考えています。

なお、年末にかけて親会社のMBOについての開示、当社の代表交替、および一部組織変更が実施されました。

新たな組織として新年を迎えることになりましたが、今年はベースアップ交渉ができるように会社側と交渉を重ねたいと考えます。


【2024年について】
 会社についてはこの先不明な点が多いですが、組合員各自に任されているミッションを成し遂げられるよう進んでいくしかないと考えております。

 昨年11月末に公正取引委員会から、「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」が公表されました。このような指針を策定されたことは、特に人材会社にとって切に求めてきたことであり、大きな意義のあることだと考えます。

 物価高を背景に、企業間の取引において原材料費やエネルギー価格を取引価格に転嫁することは実現しつつあります。

 しかし、人材会社にとってはそれだけでは足りません。労務費を含む価格転嫁が実現してこそ、賃上げ原資が確保されることに繋がります。是非とも、指針に基づいた適正な価格交渉が行われるよう、しっかりと経営状況を勉強しつつ交渉を進めていきたいと思います。

 

団結 ---従業員が力を合わせ、労働組合として強く結びつくこと--- 


 働く環境の改善、および賃上げは、労働組合があるからこそ実現しやすいことは明らかとなっています。しかしながら、より大多数の声を経営層へ届けるためにも、「団結」が必要です。ぜひ、労働組合の存在価値を存分に発揮するために賛同をお願いいたします。

 よりよい環境作りは、決して誰かがやってくれるわけではありません。一人ひとりが力を合わせて取り組んでいく必要があります。
 是非、一緒に汗をかき、共に歩みたいと考えておりますので、参加及び、組合活動へのご理解の程、よろしくお願いいたします。

 

2024年2月

執行委員長 竹下 紀章